ラベンダーとミツバチの力を借りて。手作り保湿ハンドクリームの作り方
おうちでコスメキッチン
お料理ではありませんが手作りコスメを作ってみました。
ラベンダーが香る保湿ハンドクリームです。 ハンドクリーム用に作りましたが、ボディのカサカサが気になる箇所にも使えています。
工程は10分ほどで簡単に作れます。
手作りが好きな人は一度トライしてみては。いろんなレシピがあるので、作るときは専門家やお店のレシピを参考にしてみてください。*1
私が実際作ってみたものを紹介します。
材料
大好きな、生活の木さんのレシピを参考にしています。
- ラベンダーの精油 4滴 :ブレンドされていない純粋なエッセンシャルアロマオイル。
(今回はWELEDA製を使っています)
道具
遮光ガラスの保存容器(50ml用)
ガラス棒
小さい鍋(又はオイルウォーマーか、湯煎できる耐熱容器など)
作り方
常温の蜜ろうは、固形になっています。オイルと混ぜるために、熱であたためる必要があります。
オイルと蜜ろうを加熱して溶かし、混ぜます。オイルウォーマーがないので小さい鍋で慎重に加熱。
固形の蜜ろうが溶けて、オイルとなじみました。
さらにラベンダーの精油を入れます。4滴まで(希釈濃度1%)。入れすぎると濃度が高くなって肌に刺激になりますので、入れすぎないように1滴ずつ入れます。
これでクリームができました。あっという間です。
冷えると固まりはじめてしまうので、すぐに保存容器に移します。
容器の大きさもぴったり。ガラス棒でそっとかきまぜて、冷まして固まらせて完成です。
固まると白っぽくなります。生活の木さんのレシピによると、使用期間は1ヶ月。ラベルを貼って、作った日を書いておくと安心です。防腐剤や保存料を使っていないので、スパチュラで取って使っています。体にやさしいものを作ったり、使うには、手間がかかるのだなあ・・・でもそれだけ化学製品に支えられているんだなということもしみじみ感じます。
ラベンダーの効能
- 肌の保湿
- 虫刺され
- 頭痛
- 傷の手当て
ずっと愛読しているアロマテラピーの本より抜粋。ラベンダーは万能ですね。我が家では、ほかにもラベンダーを手作り掃除スプレーなどにも活用しています。
生活の木さんによると、ラベンダー以外にも、フランキンセンス、イランイラン、カモミール、サンダルウッド、ゼラニウムなどでもおすすめだそうです。
使ってみた感想
今回のレシピだと、かなり固めの質感です。肌の体温でさら〜と溶けて、ぬったばかりはオイルのようにテカテカします。
アロママッサージのように、手軽にラベンダーの香りとスイートアーモンドオイルでマッサージするように使えるのが好きです。
なので好みは分かれるかもしれません。
手だけでなく、爪のまわりや、角質など、しっかりと保湿したいところにも便利です。
また、軽い頭痛がするとき、神経が疲れているときなどにも、首筋や手首になじませると香りでほっとリラックスできます。 こちらの商品の使い方に似ているかな。↓
アロマパルスリラクセーション | オーガニックコスメ・化粧品 | ニールズヤードレメディーズ
乳化剤も使ってみた
もっと肌になじみやすい触感にするため、乳化剤を使ってゲル状にする方法もあります。
市販品は肌にも浸透しやすくて、使い心地がよくなるように、保存も長く効くように、いろんな添加物が入っているのだな〜としみじみ。100%なくして生活することはできないのですが、こういう仕組みなのか〜と考えると物の見方も変わります。
実際に乳化剤を使ったタイプも作ってみたのですが、本当に質感がゆるくなりました。ただ、肌の相性を考えて今回のシンプルなクリームに落ち着きました。
手でつくることで、からだにやさしい製品の価値を改めて知る
実際に手で作ってみることで、肌に触れさせているものがどうやって作られているのか考え直すことができます。
市販されているものでも、オーガニックなもの・合成界面活性剤不使用・防腐剤不使用・など、からだにやさしいものの本当の価値が改めてわかる気がします。
手作りコスメも、お料理のように心を込めるようで楽しいです。 無理のない範囲で、手作りコスメもうまく活用していきたいと思っています。