シンプルでやさしい味わい。プレーンシフォンケーキの作り方
卵のやさしい味わい
今年のクリスマスは、ケーキを食べましたか。
シンプルでやさしい味のケーキが食べたいと思い、シフォンケーキを作りました。手作りのお菓子は心が満たされます。
実は、シフォンを作るのは初めて。
ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されている、なかしましほさん「とてもくわしいシフォンケーキのレシピ」でふんわり焼けました。
ケーキをたべるときのしゅわしゅわ〜と泡が音する感じと、卵と牛乳ときび砂糖のシンプルな味に、はまってしまいそうです。
とてもくわしいシフォンケーキのレシピ - ほぼ日刊イトイ新聞
ちゃんとプリントできるようにPDFも用意してくれています。さすがほぼ日。
材料
実際に使った材料はこちらです。なかしまさんのレシピを参考に。
(直径17cmのシフォンケーキ型1個分)
卵 Mサイズ 4個
きび砂糖 70g
シンプルな風味のオイル(今回は綿実油) 大さじ2(25g)
牛乳 50ml(1/4カップ) ※豆乳でも可
薄力粉 70g
バニラエッセンス 適量 ※バニラビーンズの代用
つかった道具
シフォンケーキ型(金属製のもの。テフロン加工のものや、型に油がついていると膨らみませんので、そのまま生地を型に入れます)
ボウル大2個、小2個(大きめのボウルに卵白・卵黄、砂糖用・小麦粉)
泡立て器(手で混ぜる用)
ハンドミキサー
へら
ふるい
オーブン(170度で30分焼きます。生地の完成にあわせて予熱を。)
液体と粉の分量は正確に計らないと、失敗しやすくなるそうなので、きっちり計りました。はじめに計量しておくと安心です。
卵の大きさによっても、配合が変わってしまうので気をつけます。
なかしまさんは、生クリームなしでもおいしいシフォンケーキを目指しているそうで、本当に卵と牛乳のやさしい風味でおいしかったです。
シフォンケーキができるまで
卵を、卵黄と卵白に別のボウルで分けておきます。卵白は冷やしておいて、卵黄から生地を作りました。
1.卵黄の生地をつくる
卵黄のボウルに、全体の1/3くらいの砂糖をいれて泡立て器で混ぜます。
混ざったら、オイルをいれて、白く乳化したら牛乳も入れます。
そこへ、ふるいをかけた小麦粉もいれます。真ん中から混ぜ始めて、だんだん外側へ・・・というほぼ日の説明を読みながら。ダマがなくなるまでかき混ぜます。
ひとつひとつの材料をまぜていく段階の目安をなかしまさんが説明してくれているので、参考になりました。
これで、生地ができました。
2.卵白でメレンゲをつくる
冷蔵庫に冷やしておいた卵白のボウルを取り出し、ハンドミキサーで泡立てます。はじめは砂糖を入れずにほぐしてから、残りの砂糖をいれます。
メレンゲは、泡立ての見極めが難しいですよね。どうやらしっかり泡立てるのがコツのようです。
全体がもこもこしてキメが細かくなり、ツヤが出て、泡立て器を持ち上げた時、メレンゲの先がゆるやかにおじぎするくらいのやわらかさまで泡立てる。
これだと、まだまだ・・・
くるりんと、角が倒れています。
そのまま数分高速で泡立てていったところ、角が立ちました。
お!
泡立てすぎてもいけないので、ここでストップ。メレンゲができました。
3.卵黄の生地と、メレンゲを混ぜ合わせる
泡立て器でメレンゲをすくい、卵黄の生地に混ぜます。泡がつぶれてもいいので、しっかりと合わせます。
へらを使って、卵黄の生地をメレンゲのボウルにいれて混ぜます。
泡がつぶれないように、すくいあげるようにして混ぜます。細かいコツは、ほぼ日をご覧ください。
おそるおそる混ぜたので、一部ムラが残ってしまいましたが、メレンゲを適正に泡立てていれば、なじむまで混ぜても大丈夫なのだそうです。
生地ができたら、型にいれて、オーブンへ。
4.オーブンで焼く
しっかりと膨らんでくれました。竹串をさしても生地がつかないのでオーケー。やさしい甘い香りがキッチンに立ち込めて、ほんわかした気持ちになります。
うっとりしていると逆さまにするのを忘れてしまいますので、しっかりと冷ましましょう。
空き瓶にさして冷ましました。型の内側までしっかり冷ますようにします。
型からそっとはがしていくのもどきどき。
あこがれの、ふわふわシフォンケーキができました。こんなに膨らむってすごいなあ。
デコレーションなしでもおいしいです。クリスマスなので、かわいく仕上げてみました。
家族それぞれプレートでデコレーション。
自分の手で作れば、シンプルな材料でやさしい味わいになります。余分なものが入っていないのも安心。
手をかけることで、気持ちのゆとりも生まれます。
ていねいな料理はやっぱりいいなあと思えたクリスマスでした。